フラウトロワ『街角コンサート』を終えて

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【フラウトロワ コンサート報告】大泉学園『街角コンサート』、時代の音色を届けました!

去る9月15日(月)、西武池袋線・大泉学園駅からほど近い素敵なサロン、ムジカピーノにて、私たち”フラウトロワ”のコンサートを開催させていただきました。

素敵なタイトルは『街角コンサート』!まさに、この街の皆さまに気軽に音楽を楽しんでいただきたいというオーナーの末松さんの願いを込めたタイトルです。

今回のコンサートも、私たちフラウトロワの「お約束」である、フラウトトラヴェルソ(古楽器)とモダンフルート(現代のフルート)の両方をフルート三重奏で演奏するというスタイルで出演いたしました。

”フラウトロワ”は、高橋理恵子、藤原みか、北方奈津子の三人によるトリオで、有田正広師のもとでトラヴェルソによるバロック音楽の奏法を学んだ先輩後輩です。いつもバロック時代フルートである”フラウト・トラヴェルソ”の木の温かい響きと、現代の金属フルートの華やかな響きを聴き比べていただくプログラムを用意して、フルート音楽の歴史を感じ、フルート三重奏の様々な表情を楽しんでいただくコンサートを開いてきています。

プログラムは、トラヴェルソが最も得意とするバロック作品から、ボワモルティエ作曲「3本のフルートのためのソナタ ト長調」、ドーテル作曲「トリオ ホ短調」、ロマン派はテュルー作曲「イギリスの思い出」ファンタジー、そして現代曲はゼンプレーニ作曲「フルートのためのトリオ」まで、時代を超えてフルートの魅力を追求しました。さらに、多くの方に楽しんでいただけるように、親しみやすい日本の四季を歌ったメドレーなども組み込み、会場は終始和やかな雰囲気に包まれました。

ご来場くださったお客様からは、「トラヴェルソの音色が本当に心地よい」「モダンフルートとの違いがよく分かった」という嬉しい感想をいただきました。中でも、トラヴェルソを「アンティークフルート」「古代フルート」と表現してくださったお客様がいらっしゃって、私たちも「なるほど!その呼び方も新鮮で素敵!」と感激しました。古楽器であるフラウト・トラヴェルソの持つ独特の響きが、初めての方にも好ましい印象を与えられたなら、古楽器演奏者としてこれ以上の喜びはありません。

私たち自身も、お客様が楽しんで聴いてくださっているのが伝わってきて、本当に楽しく演奏させていただきました!

そして、ムジカピーノのホール!この場所の持つ温かさと環境の素晴らしさには、心から感動しました。グランドピアノだけでなく、バロックには欠かせないチェンバロも常備されており、リコーダーアンサンブル用の楽譜や楽器まで整っているんです。オーナーの末松さんの、「この街を音楽が好きな人で満ち溢れさせたい」という熱い思いが、空間全体に満ちています。

私たちは、この素敵な思いに強く共感し、これからもムジカピーノさんでの活動を通じて、地域の皆さまに音楽の喜びを届けるお手伝いをしていきたいと改めて強く思いました。

ご来場いただいた皆さま、そしてムジカピーノの末松さん、本当にありがとうございました!フラウトロワは、これからも「時代の音色を繋ぐ」演奏活動を続けてまいりますので、また次回の演奏会でお目にかかれるのを楽しみにしております!

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